こんにちは！伊万里オフィスの久保田です。
梅雨明けが待たれる今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、『相続診断士』の業務についてご紹介させていただきたいと思います。

皆さんは、『相続』と聞かれて、どのような印象を抱かれるでしょうか。
「うちは子供2人しかいないのだから、仲良く家を守ってくれるよね」、でしょうか？
それとも、「相続税って税金が大変だ」、でしょうか？　
中には、「相続で兄弟仲が手のつけようもないほど悪化し、日頃の付き合いもなくなった」、といった話をお聞きになったことがあるかもしれませんね。

　実は相続はお金持ちだけの問題という誤った認識から、一般家庭の相続準備がなされておらず紛争に至っている件数が大変多く、なんと紛争件数の約7割が相続税とは関係のない遺産分割で揉めています。
　遺産が多いから揉めるのではなく、ご自宅のような不動産は分割して相続することができないからこそ、「相続」が「争族」になって、親族間で遺恨を残すケースが散見されています。

　そこで、笑顔で相続を迎えていただくためのお手伝いを『相続診断士』が行っています。遺産相続は、いつかは経験することですが非常に難しく感じ、誰に相談してよいか分からない、というお話をよく聞きます。『相続診断士』は、相続についてお客様よりヒアリングを通して「相続診断」を行い、トラブルが発生しそうな場合には、コンプライアンスに配慮しながら必要な専門家に伝え、相続人が安心して相続を迎えられるように橋渡しをいたします。

相続は、財産を残す人も受け継ぐ人も一緒にご準備していただくもので、どちらかが一方的に行っても必ずしも喜ばれる結果とはなりません。どちらのお立場でも、大変デリケートな話題となりますので、宜しければ、財産を残される方は、お元気なうちに一度ご自身の財産処分について考えてみてください。その際、心配事やお困りごとなどありましたら、何なりとご相談ください。