人間の行動における自動化って何?

仕事の効率化について学んでいると、「自動化」というキーワードが好きなT部長を思い出します。

 

税理士法人アップパートナーズ 佐賀伊万里オフィス、0課の前田です。

仕事や日常において、ロボットやRPAだけではなく、意外と人間もこの「自動化」をやっているそうです。

 

以下、ジェミニ(AI)に人間の自動化について聞いてみました。

「自動化(Automaticity)」とは繰り返しの経験や学習によって、ある行動や考えが意識的な努力や注意をほとんど必要とせずに実行されるようになる現象です。

日常生活には、多くの自動化された行動が見られます。

  • 運転: 初めて運転するときは、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作、ミラー確認など、すべての動作に意識を集中させますが、慣れてくると無意識にこれらの動作を行えるようになり、会話を楽しんだり、道順を考えたりする余裕が生まれます。
  • 鍵を閉める: 家を出る際に、意識せずとも鍵を閉める動作は、習慣化された自動的な行動の典型例です。
  • タイピング: キーボードを見ずに素早くタイピングできるのも、指の動きが自動化されているためです。

自動化にはメリットがあります。

  • 脳の認知資源の節約: 意識的な努力が不要になるため、脳の認知資源を他に割り当てることができます。これにより、同時に複数のタスクをこなすことが可能になります。
  • 効率性の向上: 動作がスムーズになり、より速く正確にタスクを遂行できるようになり、ミスが減りやすくなります。
  • ストレスの軽減: 慣れ親しんだ行動は、精神的な負担が少なく、ストレスを感じにくくなります。

一方で、自動化にはデメリットもあります。

  • 状況変化への適応困難: 状況が変化したり、イレギュラーな事態が発生したりした場合、例えば、慣れた車の運転中に道に急な障害物があった場合、自動的な対応が遅れる可能性があります。
  • 意図しない結果: 無意識に行われるため、「本当に鍵を閉めたか不安になる」のように、意識的に記憶していない場合があります。
  • 悪い習慣の形成: 望ましくない行動も自動化されることがあり、それを修正するのが難しくなります。

 

1万円札の顔となった渋沢栄一いわく、「悪いことの習慣を多く持つものは悪人となり、良いことの習慣を多くつけている人は善人となる」とあります。

このように、人間もいつのまにか「自動化」していることを理解すると、いい習慣を身につけることが重要だということがわかりますね!