年末に徒然なるままに
司法書士チームのハートトラストです。
令和5年もまもなく終わりを迎えようとしていますが…
徒然なるままに月日時間に関して、調べてみました。
カレンダーを見る際に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
(1)どうして1年は365日なの?
約6000年前の古代エジプトでは、毎年夏になると
ナイル川があふれて洪水が起こっていて、洪水が起こるころには、
太陽が上る直前の東の空に、地上から見える最も明るい星
シリウスが輝くことに気づいた人がいます。
それをきっかけに観測を進めているうちに、星の見え方が
約365日で一回りしていることがわかり、
365日を1年とするカレンダーをつくられました。
(2) どうして1年は12ヶ月なの?
大昔のバビロニア※の人たちによる月の観察がもとになっています。
※現代のイラク南部あたりです。
まず月が少しずつ大きくなって、丸くなったらまた小さくなり、
またまた大きくなることに気付きました。
そんな風に月が変化して元に戻るまでの間を30日と決め、
そして今度はそれが12回続くと同じ季節がやって来ることに気付き、
1年は12か月としました。
(3)どうして1週間は7日なの?
ユダヤ教では神が世界を6日間で創造し、7日目に休んだとされ、
それがキリスト教に受け継がれ、ローマ帝国領内で広がりました。
キリスト教文化圏である西欧諸国で一般化し、
日本では明治初めに採用されています。
(4)どうして1日は24時間なの?
紀元前1500年頃、T字型の棒を地面にさし、日の出から日没までに
できる影が動く範囲を12個に分割する、という日時計が発明されました。
そして、日没後は空に観測される星を数えて夜の時間を計る方法が生まれ、
夜を12に分割していたそうです。
こうして日中と夜がそれぞれ12の時間に分割されるようになったことで、
1日が24の時間に分けられるようになりました。